「・・・それはもう大変な旅でしたよ。 無事にここへたどり着けて、ほんとに良かった」
「そうだ、さぁこれを。あなたへのお土産です。中を見たらきっとビックリしますよ」
「さっそく包みを開けてみてください。その間にぼくも遠慮なくビアをいただきますから」
幸村 「プハー!」
愁太郎 「おい、この土産って・・・」
幸村 「ええそうです、本場ドイツの最高級ソーセージです! この偶然には僕も驚いています。
冷えたビアには何と言っても焼きソーセージが一番合うんですから」
愁太郎 「・・・・・・」
幸村 「そうだ、たしか冷蔵庫に瓶詰めのザゥアークラウトがありましたね?
まだ残ってるかしら、あれも出してこよう」
愁太郎 「全部食う気だな、さては」
幸村 「ギクリ」
<おしまい>